いつも雨 のブログ

アスペルガーな夫との結婚生活にピリオドをうち、離婚。
迷走しながら仕事、育児、恋のまじった日々

久しぶりの近況 

やっと半年前から、広めアパートを借りてアスペ元夫の元から
本格的に離れる準備完了


子どものためと頑張ってきた半同居離婚もやはり
無理がありました


最後の難関は子どもの説得
これだけは避けたかった娘の涙


グレーとは別れました
親としてせめて胸をはって生きていかなくては


一つ一つささいな事だけど
一度に全てがふりかかってくる「離婚」という
作業


この1年、アパートの賃貸契約をする。子どもに告げる
学校の先生に言う。役所の手続きをする。職場に言う。
友人に伝える。家具をそろえる。etc・・・


山ほどこなしてきました
仕事をしながら、家事をしながら
亀の歩みで


何を目指していたんでしょうか・・
ただ、引き返せないという思いだけだったと。


 半年かけて、娘もようやく
「アパートで暮らしてもいいよ」と言ってくれました


今、新しい暮らしが始まって
少し落ち着きました


久しぶりにパソコンを開いたら1年前の混沌とした私
随分旅をしてきた。そんな気分です


でも、間違いなく
楽になったのです


生活の保障も無く、娘をかかえて生きていく
重さもあるのに
この清清しさは。自分でも驚きです


今だから少し冷静に振り返れる
アスペとの生活は、私をむしばんでいた
彼は良い人です。真面目な人です
唯一にして最大の罪は、自分の障害を認めなかったこと
だから私達に最後に残っていたのは「恐怖」
彼は私に恐怖心しかなかった


憎しみでも、愛情でもない。オマエハコワイ


この感覚。友だちに言っても理解されません
か、鬼嫁


カサンドラまっしぐら~


簡単でした

驚くほど

時間をかけて


既に夫婦としての仲は、日本海溝並みになってましたから


元夫からすれば

怒ってばかりの女で存在しなくていい者で


私からすれば

ATMな父親

育児、決め事、一切関知せず

酒も飲まず、タバコもエロビデオも見ない



離婚に際しても、意外とあっけなく決まり


だって、彼にとって、自分に実質的な迷惑が無ければいいのです

たとえば、決まった時間に出勤できないとか

住む家が変わるとか


私が家を出て

(土地は、元夫の親からの遺産でしたから)

子どもの世話をしに戻っていれば

何も変わらない


変わらない事こそ、彼にとって最も重要なのですから


それを変えようとすると

彼は、次は子どもを切り捨てるでしょう

「仕方ない」と

何百回聞いた台詞


程度と個人差はあるでしょうが、うちのアスペルガーはそういうもの


自分が困らない範囲は、真面目にこなして

条件も呑んでくれます